震災に思うこと。
予期せぬ未曾有の大震災。
誰もが経験しない惨劇。
皆で「がんばろう」と声をあげて復興へ歩き出した。
少しずつ、でも、確実に復興へ向けて進んでいる。
偏屈かもしれないけど、単に「がんばろう」という応援は、止めようと思っている。
被災者の方からすれば、疲弊している言葉だと思うから。
実際に目の前で起こっている事実を、自分たちは受け止められるだろうか。
家族を亡くし、棲家をなくし、一瞬で廃墟となった故郷を・・・
移り住むこともできず、泥の臭いが充満するガレキ野原で立ち尽くす現実を、受け止められるだろうか。
目の前で、流されていく家族を助けられなかったと伏している方をTVで見た。
そんな方にどんな言葉を、手を、差し伸べたらいいのだろう・・・
自分たちが復興に向けてやらなければいけないこと。
ボランティア活動、義援金送金、といった直接的なことだけでなく、経済自体を復興させないと日本全体が被災する。
日本を建て直す、大きな力が必要になっている。
でも、その大きな力は、自分たちの小さな力の集合体である。
このGW期間中に、自分に何ができるか、どうしたらいいのか、真剣に考えていかなければ。
自分たちの未来を。
0 件のコメント:
コメントを投稿