2011年9月19日月曜日

フリマ初挑戦

リフォームしながら片づけをしていたら、母親が昔趣味で集めていた、お茶の道具や陶器が沢山出てきた。
さー、どうしたもんかと考えた挙句、隣町のリサイクル下取専門店に持ち込んでも二束三文だということなので、フリマに挑戦してみることにした。

点数で約50点、ほとんどが新品同様一回も使っていないお皿とか急須、クリスタルコップ、お茶用の道具・・・

形や数が揃っていないもの、外箱がないものは、全て100円。
それ以外のものは500円から3500円まで。
向かいの食堂のフリマアドバイザーの力を借りて、品物の金額設定。
ちょっと高めに値付けしておいて、当日「お安くしますよ~」的な感じで売ったらいいよ、というアドバイス。
あとは、とにかく会話することが商売のコツだって。


さて、インターネットで近隣の会場調べ。
おー、東金駅前、ジャスコ隣の芝生会場・・・フムフムいい会場かも・・・
条件は、最大40店出店、アマチュアのみ、プロお断り
会場費500円、展開2.5m×2.5m

よし!決めた。行ってみよう。

当日午前8時までにエントリーを済ませ、アロハシャツ姿のオールバック姿の50才前後の主催者とあいさつ。
とても親切に教えてくれ、会場入り口の芝生を店の会場にどうぞ、と。
さらに、暑いのでパラソルまで貸してくれました。


手際よくブルーシートに店を広げ、準備万端。
その後、敵場視察。
んー、みんな100円から300円での展開だぞ・・・・
販売内容は、子供服や缶バッジ、サンリオのシール、キティのぬいぐるみ・・・・

俺の店だけ古物商みたい。
しかも中心となる値段設定が1500円だし・・・
大丈夫かなぁ・・・なんて心配していたら、主催者が来てひと言。
「大丈夫、どんなもんだって売っていいんだよ。ゴミだって売れるんだから」
ちょっと安心して、見に来る人たちに積極的に声をかけてみる。

でも、来る人みんな同じような恰好。
派手な雪駄、金色のブレスレット、開襟シャツ、でかい指輪に分厚いセカンドバッグ・・・・
これ、みんなロープーじゃん??

見る商品はなぜか皆同じものばかり。
香炉と、茶道用の茶碗、江戸切子。

しかもチェックするポイントまで一緒。
裏蓋と、碗の裏、切子の外装のみ・・・

それ以外の人はだーれも見に来ない。
てか、出展者たちがみんな顔見知りみたいで、「おー〇〇ちゃん、元気ぃ?」「先週来た?」なーんて会話ばっかり。

しかもお隣のキティちゃんの店は、金髪で前歯のないオカアチャンと、ランニング姿のオッチャンほか子供らしき人含め4人組なんだけど、皆、上着の裾から墨が覗いている。
くわえ煙草で「そっち側を押っぺしてんじゃねーぞ、コラ」とか、結構気性が荒い九十九里系の言葉づかい。

なんだか的屋の集まりみたいな感じ。

その隣では、酔っぱらって千鳥足でふらつく細身のオッチャンが、連れ子らしき8歳くらいの子供に自分の靴を投げつけ、腹巻に両手を差し込みながら、すげー剣幕で怒ってるし・・・
「なめんなよ、クソガキがぁ」と髪の毛までつかみあげてるぞ・・・
なんだ、ここ?ヤクザ関係のフリマ?

午前中粘って、3組3点売って、1200円・・・・
昼過ぎに携帯で他の会場を探したら、船橋競馬場で300店が集う最大級フリマとの記載に、早々に店をたたんで船橋へ会場視察。

皆、コンクリートの上で、車脇での店展開。
商の搬出入がないから便利そう。

見てみると、全体的に安い!
食器関係は、大体セットで300円から500円。
1セットは通常5脚なので、1枚100円以下。
お店の人曰く「100均みたいな感覚で」売り買いしているとか。

そうかー・・・勉強になるな。
ちなみに船橋競馬場の出品料は3500円!
てことは薄利多売で、バンバン売らなきゃならないってことか・・・

お客が少ない過疎地と一般来場が多い場所との属性を考えなきゃならない、てことなんだな。
中には、客寄せのため、店前のワゴンは全てタダ!なんてものあった。

目玉商品を作らなきゃ客足が伸びないのか、うんうん、ためになる。

よーし、また次回頑張るぞ!
なんだか、ハマってしまったかも・・・・

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