2011年11月27日日曜日

ドラえもん

寒さが日に日に増す一方、なぜか最近靴下を脱いじゃう。
そして、「足が寒い」と言い出す。

靴下を履くのにも時間がかかる。
伸ばしてみたり、たたんでみたり・・・
今日は手にはめている。
ドラえもんか?

なんとか履かせてみたものの、夕方になるとまた脱いでる。
付き合っているこちらも疲れてしまう。

なんかいい案はないかなぁ・・・
そうか!タイツはかせりゃいいんだ。

で、誰が買ってくる?

2011年11月26日土曜日

給湯器取り替え工事

幼馴染に頼んで、20年近く使ってきた電気温水器を取り替えることに。
調子が悪く、駄々をこね、何度も細かい修理を行いながら、だましだまし使ってきた。
でも、もう限界となり、最近はバケツ一杯のお湯しか沸かせない。

いろいろ調べた結果、ガス給湯器がいいよ、って話で、幼馴染に連絡し今日がその工事。
ところが、奴からのメールが・・・
「給湯器の注文が間違っていて、発注しなおしているので、届くのは正月明け(?)になります。 ご了承ください」だって・・・

なぬー?

慌てて電話して確認したところ、「ワンサイズ小さい給湯器を頼んでしまったので、今日はそれを取り付けるから、しばらくそれで使ってもらい、正式なものが正月明けに届いたら取り替えます」ってことだった。

焦らせるなっちゅーの。

年明けまでお湯が使えないのかと思っちゃったよ。

さっそく設備屋さんが来て、まずは電気温水器の解体作業を行い、現場をきれいにして、そこへガス給湯器を設置。
結構時間がかかり、9時から3時までかかって終了。
ガス屋を呼んで、ガス管をつなぎ、お湯が出るのを確認し、4時過ぎ一連の工事が終了。

でも、サイズが小さく、今までのような湯温度にするには、ちょっと高めの温度設定となるようで、リモコンで60~55度にして、ちょうど45度くらいの温度。
リモコンには「エコ設定」って書いてあるけど、エコじゃないじゃん。

ガス消費が気になるところだけど、まあ、年明けまで我慢、か・・・
でも、この我慢って、誰かの発注ミスなのに、なんで俺が金銭的にも我慢しなけりゃなんないんだ?
よーし、もう一回電話してやろ!

吉崎浜(H23.11.26)

11月は仕事に追われ、なかなか海に行けずフラストレーションも溜まる一方。
仕事の合間に、会議の途中に、移動中に、時間を見つけては波伝説をチェックし、「あー、今日いい波ジャン・・・」とか「今週末も波なさそうだなぁ」なんて一人つぶやく・・・
今週は特に忙しく、波チェックもできぬまま、週末まで徹夜で仕事を続け、金曜の夜はフラフラになりながらベッドに這いつくばい、翌日の波に期待を寄せ、IPADでYouTubeでジョシュ・カーのエアリアルを眺めながら眠りにつく。

土曜日、朝5時。
疲れた体を、ベッドから引っ剥がして、目に見えた服をまとい、車に乗り込み海を目指す。
ぼーっとしながら、東へ15分。
だんだんと頭の回路が回りだし、YouTubeの画像を思い出しながら、波に期待を寄せて吉崎浜に到着!

あれ?
波?

どこ?
波の音すら聞こえない、静かな浜辺。

まるで湖。

横に停まった緑色のバモスから、Surf Friendが顔を出す。
「今日はモバゲーだね」

俺が羽田勤務になる前の6年間、海で知り合った仲間。
波乗りもメチャクチャうまくて、トップターンの返しなんか、まるでミック・ファニングみたいにテールを引きずって波を削っていく。

朝イチメンバーの一人。
超朝イチに来て、俺と目いっぱい波乗りを堪能して、都内から集まってくるSurferたちが浜辺に集結する頃にはすでに帰宅の途。

羽田勤務になって、その超朝イチに「出席」できず、久々に会った。

近況報告を談笑し、ほら、アイツも会ってないんだよ、てな話の途中で・・・
あれ?名前なんだっけ?

アイツもそうだけど、目の前のお前だよ。
そういや名前聞いてないし。

6年も一緒に波乗りして、海で、沖で、波乗りに会話が弾んでいたのに、そういや自己紹介してなかった。

わりぃ。

会話の中で出たアイツの名前も知らない。

恋人みたいに携帯と名前を明かし、なんだかスッキリ!
波には乗れなかったけど、心はすっかり満足し、6時半に解散。

帰りの車で、JackJonsonを聞きながら、いい気分で家へ向かう。
運転しながら思い出す・・・

そういや俺って、海で知り合った波乗り友達の名前、一人も知らない。
みーんな、海で会うたび、笑顔で「おっはよー!」「今日結構楽しめそうじゃん」てな挨拶から始まり、互いに波乗りを競って楽しんでる仲間たち。
でも、みーんな名前聞いてないし・・

ま、いっか。
ね。

2011年11月23日水曜日

幼いころ、祖母の手を引いて遊びをせがんだ時、
何気なく見つめた祖母の手の甲の、薄くピンと張ったような皮膚の様子を覚えている。

今にも切れてしまいそうな、細く、か弱い手だった。
歳を重ねると、いずれこうなるのだろうと、自分の丸っこい肉厚の幼い手と見比べていた。

今日、食後に母親の手を洗い、タオルで拭き取ったその手を見て、祖母の手の甲の記憶がフラッシュバックした。

同じだった。

むしろ母親のほうが、衰え、やせ細り、薄い布が骨に被さっているだけの、生気のない手だった。
その手で、何かを掴もうと、おぼつかない仕草で指を動かしている。

指の先の、掴もうとしている何かは、失った記憶なのか・・・

勤労感謝の日

勤労感謝の日に働く・・・

休みが取れないってーのが事実。
でも、休みのほうが仕事がはかどるんだなぁ・・・
電話が少ないっていうこともあるけど、頭がスッキリ冴えてくる。
アイデアが湧いてくる。
いっそ休みなしでもいいくらい?

ちょっと館内を散歩して体を動かす。
もうすっかりクリスマス。
そっか、もうすぐ12月か・・・
Bing Crosbyの甘い歌声が聞こえてきそう

2011年11月21日月曜日

通勤地獄

最近、仕事に追われ、最終電車に間に合わないことが多かったため、家から直接車で出社する事に。
何せ成田空港から更に東へ走った田舎町から羽田空港までの通勤距離。
いつもは成田空港まで車で向かい、空港で電車に乗り換え2時間半。
朝6時の電車で到着は8時20分。電車の中ではグッスリお休みタイム。
帰りは最終電車が21時。成田空港で車に乗り換えて家につくのが24時。
この時間に仕事が収まらなくなってしまった。

車通勤の場合、片道約100キロの道のりは結構面倒で、途中事故渋滞があったらそれだけで一日の活力を失ってしまう。
運転時間は1時間ちょっとと電車通勤の半分以下になるものの、高速道路も通勤渋滞があり、結局電車で行くのと同じ時間に家を出る。
早めに羽田に着くのはいいけれど、電車と違い移動中に睡眠が取れない。
睡眠不足。
この間は、帰り道の途中であまりにも眠くなり、高速道路のパーキングでちょっとだけ休むつもりだったのに、目が覚めたら朝の4時!

てなこともあり、やっぱり睡眠を優先しようと、早めに仕事を切り上げ、久々に電車通勤してみたら、2時間以上の電車はケツが痛い!
最初の1時間はまだいいけど、その後はどうにもこうにも痛くて眠れない。
帰りは、母と一緒に隣に座ったガキがうるさくて、やっぱり眠れん。
しかもガキが俺にちょっかい出しやがる。
「ほら見て」とか「あ、ヒゲはえてる」とか。
噴火寸前。
怒り心頭。
母親も俺に陳謝してくるものの収まらない。
素直な目をして話しかけてくる。
「ママも脇の下のおヒゲ剃ってるよね」
思わず大爆笑。ママ撃沈。

電車通勤はケツが痛いがなんだか人間臭くて面白い。

2011年11月20日日曜日

ボイラー壊れる・・・

家のボイラーがとうとう壊れた。
もう20年以上使っているので壊れたというより寿命。
深夜電力を利用した電気温水器で、夜の安い電力を使って沸かしたお湯を大きなタンクに貯めて、翌日そのお湯を利用するというもの。
もう1週間近くお湯が出ない。
正確に言えば、20~30度くらいのぬっるーい水。

このぬっるーい水に、コンロで沸かしたお湯を入れ湯船につかるが、相当の湯量を入れないとかなり寒い。
NETや知り合いに聞いて修理見積もりをもらったら、ガス式温水器でも20~25万円。
これが、今流行のエコキュートとかエネファームとかになるとケタが変わる。

んー、修理って手はないのか・・・
でも、また壊れるだろうなぁ・・

最近、仕事が忙しく帰ってくるのが朝の2時近くなので、ろくに風呂も入ってない。
なんか、頭が痒いし身体が臭う感じ。

悩みながら仕事にかまけて全然行動に移さない俺に、横浜の弟から叱責・・・
「はよ、やれ!」

わかったよ、やるよ。
背中を押されて様々連絡し、結局リフォームしてくれた同級生のところに依頼。

持つべきものは、友。

フランスフェアin羽田

ボージョレー・ヌーボーの解禁日をスタートにフランスフェアin羽田が開幕しました。
今回は、KLMグループ60周年を記念して、エールフランス航空が共催となり、華やかなイベントとなりました。
羽田空港発パリ線(JL/AF共同運航)の利用拡大、円高ドル安に向けた海外旅行の需要喚起を軸に、JTBの協力も得て、フランスの魅力を伝えていきました。

ボージョレー・ヌーボーの試飲会やエールフランス航空で行く羽田~パリ往復航空券が当たる!クイズ大会など、エールフランス航空キャビンアテンダントが華を添えてお客様に接していきます。

イベントは終始沢山の人で大盛り上がり。
大成功ですな。

このイベントも、うちの課員が毎夜遅くまで検討・調整して作り上げたもの。見事な出来に思わずニンマリ・・・
「よくやった!」

さて、イベントの最後を飾るのは、ギネスに挑戦!世界同時刻ワインで乾杯。
日本は午後20時。
何人集まるかなぁ・・・

2011年11月18日金曜日

出た、パッ。

耳の中で、カサカサという音を立てていた。
「なんだろ?」

顔を傾けた瞬間、何かが出てきた。

あ!耳アカ
で、でかい!
思わずパチリ・・・

そういや、嫌なものは一切聞こえなかったっけ。

2011年11月13日日曜日

タイガー戦車!

仕事先の親友で、俺のことを応援してくれる弟分からプレゼントが届いた。
俺がいつも明るくひょうきんに接していても、心の隙間を見抜いてくる。
仕事に没頭し、介護に努める俺を癒そうとして・・・

届けられたのはタイガー戦車と、この間すぐに壊れたヘリコプター。
タイガー戦車は、子供のころプラモを何度も作って楽しんだっけ。

第二次世界大戦にドイツ国防軍と武装親衛隊が使用したVI号戦車で、1945年まで一線で活躍した重戦車。
一般には英語読みで「タイガー」「無敵の戦車」と言われているが、ドイツでは「ティーガー」。
全長8.5m、全幅3.705m、重量はなんと57トン。
エンジンはマイバッハ水冷4ストV型12気筒エンジンで、700馬力!
通常の装甲の2倍の厚さで作られた車体は、鋳造が難しく、米軍のような曲線が作れず直線的なデザインとなった。
あまりに重い車体から、ほとんどの橋の耐荷重を超えているため、水深4mの深さを走行できるように設計された。
その重さゆえ、車輪を支える車軸やトーションバーが複雑で、雪や泥が入り込むと凍って動きが鈍くなり、それを知ったソ連軍が深夜早朝に攻撃をしかけたとか・・・
ティーガーの愛称はフェルディナント・ポルシェ博士によるもので、同氏はメルセデス(ダイムラー)ベンツやフォルクスワーゲンの設計者であり、その子孫は、子息によるポルシェの開発と共に成功を収め、現在のフォルクスワーゲングループを支配している。

こんなウンチクを語り、すっかり子供に帰って楽しんでる。
さて、パッケージから取り出したその戦車は、重量感たっぷりで、なんと、ラジコン操作で砲台からBB弾を発射できる!
よし!うちの猫に攻撃だ!

毎夜帰ってきて、疲れた自分にちょっとしたアソビが加わった。
疲れてる時、ふっと楽になる道具。
ありがとう。

今度、泥とか傷とかペイントして、リアルな感じを醸成しよっと。

あ、忘れてた。ヘリコはまだ未開封。
だってもう2台壊して、すっかり自信なくしたし・・・・・難しいんだってば・・・

穴があいたら埋めなきゃいけない。
それでも埋められなかったら、その場所を回避しなければいけない。
回避する方法が見つからなかったら、やっぱり埋めなきゃいけない。

心の穴には、いろんなものが入る。

俺は、仕事で埋めていくよ。
休日もなく会社に来て、仕事に自分が埋められそうだけど、ね。

2011年11月12日土曜日

HANEDA JAZZ KIHACHI

羽田空港第一旅客ターミナル5階に「AIRPORT GRILL KIHACHI」がある。
そう、あの熊谷喜八シェフプロデュースのレストラン。

ここでは、滑走路を目の前においしい食事を楽しめる環境がある。
しかしながら、航空機の出発時間が20時でほぼ終了してしまうため、飲食店としてのポテンシャルが活かせない。
夕食を楽しむ時間に旅客がいなくなってしまう。

これをなんとかせねばと、このレストランで音楽をコラボしてJAZZ&DINERとして集客できないか、という発案のもと、手配が進んだ。
前回BLUE NOTE TOKYOさんにお力添えいただいたこともあり、結構カンタンかなーなんてタカくくってたら、今回は協力できずとの厳しい返答。

んー・・・
また特攻で頑張るしかない・・・
そこはウチの自慢の課員の素晴らしい力でどんどんカタチになっていく。
もう、俺の出る幕無し。

ポスターの出来も上々。

ところが周りからはネガティブな意見が漏れてくる。
「今までいろんな事試したけど、空港の特性上お客様は来ないって・・・」
「食事の手配を頼んでたけど、予約が来なかったらどう責任取るんだ・・・」
「大体20時でフライトが終わっちゃうんだから、22時までのイベントなんて、非航空旅客がわざわざ来るかな?」

こんな声など聞くものか!
ちょっと不安は残るものの、やるっきゃないって。
集客用にフライヤー撒きに行こうぜ。

出かける俺を制する課員。
「もう予約いっぱいですよ!満員御礼!SOLDOUT」

え?まじ?

もしかしたら、当日キャンセルって多いんじゃない??
時間は迫り、KIHACHIでは予約席の準備がすすむ。
ドキドキしながら客待ち。
JAZZを演奏するのは音楽大学のカルテット。
この手配も、ウチのスタッフが特攻で取ってきたもの。

演奏者の学生たちがリハーサルで音出しを始めると、ポツポツとお客様が・・・
んー、どうかなー・・・集まってくれるかなぁ・・・

演奏直前、ふと思い立った。
そういや学生バンドだから、バンド名すらなかったはず。
よし!名前つけてやろう!
羽田空港がBIGBIRDだから、そうだ!SILKYBIRDだ。
すぐ学生に相談。
「え?その名前もらっていいんですか?」
んー!いいとも。

演奏開始のナレで司会者がバンド名を名乗る・・
「紹介しましょう、羽田空港SILKYBIRDです!」

JAZZが演奏されると同時にお客様がほぼ満席に。

みんなが、滑走路を背に生バンドのJAZZに酔い、おいしい食事に会話も滑るように弾む。
協力いただいたSUNTORY白州にグラスを傾け、高質な非日常を楽しんでいるよう。

食事やドリンクをサーブする職員たちも、まるでこの場所が憧れのBLUENOTEやSWEETBASILEになったようで、笑顔の接客が眩しい。

今まで、こんな夜にこんなに沢山のお客様が集まっただろうか・・
演奏者が笑み、客がSWINGし、踊るように料理を運んでいる。
そんな光景を、隣のバーカウンターで見ていてなんだか涙が出そうになった。

やったぜ!って感じ。
頼もしいメンバーも俺の周りに笑顔で集まってくる。

皆、心の奥から立ち上ってくる達成感と充実感に、口元が緩い。
目を合わせ、小さいグラスでチンと乾杯しながら労をねぎらう。
達成する喜びが皆の顔に浮かび上がる。


羽田の持つポテンシャルを上げていく。
それが俺たちの仕事。

大変だけど、でも仕事って面白い。
一人じゃできないことだけど、皆が集まって、力を寄せ合って、考えを統一して、一点に集中して向かえばなんだってできる。

俺たちなら、絶対!
そう思えた瞬間だった。