2012年5月19日土曜日

圧迫骨折と認知症

認知症に加え、背骨の圧迫骨折により、日常の生活が一層苦しくなった母。今週末も病院へ。
身体全体の精密検査を行って、これからの対応を再考することに。

加えて、皮下筋肉内注射を繰り返し、骨全体の軟化を防ぎ圧迫を抑え、痛みを和らげる。
日中はあまり痛がらなくなったように思うけど、朝や夜など、身体全体を横に向ける動作に大きな痛みが伴うようで、顔を歪め苦痛を訴える。

医者の見解は、母親の治療ではなく、介護する俺のことを気遣って、俺がダウンしないようにと入院を勧めた。
母親の認知も、背骨も、治せないから。

最近は、薬を使わず、痛がる腰骨を摩り、時間をかけて母が寝付くまで傍にいるため、平日の睡眠時間は2~3時間程度に削られる。
正直眠いし、イラつくことが多くなった。

今日もケアマネージャーと打ち合わせし、母の介護状況と、これからのプランを練り直した。
もう暫く様子を見て背骨の痛みを訴えるようなら、精密検査の診断結果とあわせ入院させることに。

以前、自分が1日だけ手術で入院したことがあったけど、病院の夜は、寂しい。
カーテンの中から見上げる狭い薄暗い無機質な天井は、毎日みるもんじゃない。
身体は治せるけど、心が壊れる。

でも、何かの時、一番頼れる場所。

母の為に、何が一番良い答えなのか、悩みは尽きない。

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